第19回 スルーザグリーンでの規則 その2
●枯れ葉や小枝を取り除いたら球が動いた
ボール(インプレー)を”動かせば”罰打1がつくのは当然で、たとえ取り除ける障害物だからといっても、ボールが動く可能性があるようだとそのまま打たざるをえないのである。
ただし、このボールの”動く度合い”をもっと厳密に皆さんも知って欲しい。
ボールの”位置”に移動があったものとされており、少なくとも半回転以上したときとなる。
だから、そっと取り除き揺れる程度は動いたことにはならない。パットのアドレスでわずかに触れたりショットのときのアドレスでクラブソールを手前にセットしたりでボールが揺れる範囲内であればルール外とみなされる。
●バンカーならし機に球が止まったのだが・・・
取り除くと当然ボールが転がり、バンカー内に落ちてしまう。だが心配無用。人工の障害物を取り除き、元あった位置リプレースすることができる。
注意深くしないと手を離した瞬間からインプレー。打とうとしたとき、ボールが動くと1罰打がつく。