第23回 ハザード編 その4
●バンカー内の枯れ葉の山にもぐったボール・・・
スルーザグリーンならこれら枯れ葉は取り除けるのだが、ハザード内では
一切触れることさえ出来ない。枯れ葉の山の下にボールがもぐり自分の
ボールの確認が出来ない場合、バンカーの砂の処理と同じように確認する
程度なら枯れ葉を取り除けるのだが、いたずらに周囲の葉まで取り除くと、
ライの改善とみなされるのでご注意を。
●バンカー内にタバコや鉛筆が落ちていて、ボールにかかっている場合
ハザード内では枯れ葉や松笠など取り除けないが、前の組が落とした物は
ルースインペディメントには類さない。“人工物”で障害物の為、バンカー内で
も取り除ける。
●ラウンド中にバンカー練習?
日頃練習する機会が少ないバンカーなので、本番で失敗の確率が高い。
ラウンド中に練習したくなる気持ちはわかるけど、ハザード内は一切禁止である。
ウォーターハザードとバンカーは2打罰となる。
規則で許されているのは条件付き…ホールアウト後のグリーン、次の
ティーグランド付近のアプローチ等は進行を妨げないという条件付きで認め
られている。
●池に入ったらしいボールは?
明らかに同伴者も認める池入りは黄杭ワンペナで横切った地点から打てる
が池の周囲が深いラフや林の場合は必ずしも池とは断定不能…この場合の
処置はロストボールなのである。
故に打った時よくわからなければ暫定球を打っておくべきなのだ。
ロストから戻っても打ち直しは時間のロスというわけだ。