第２６回 グリーン上のマナー（エチケット・常識）
●グリーン上で動き回るな
プロの試合などで選手が動き回るのは、一打がン十万円という職業上のもの。それを一般ゴルファーでいかにもラインを読むかのようにやっている人もいるが全く時間の無駄といっても差しつかえあるまい。
プロは素早くラインを読んでいるわけで、動くのは集中力を高めるのと、
気持ちを静めているのに過ぎない。それをビギナーが真似をしてカップ周辺を歩き回るうちに、プロのように細心の注意を払って歩けばいいのだが、刈り上げたグリーンを傷だらけにする。もたもたしたグリーンだなあと前の組を感じる時に限ってグリーンが荒れている。ロングパットがたまたま入ると、ハデにグリーン上でジャンプする人…。
グリーンを何と心得ているのか？
他のプレーヤーにとっては“疫病神”である。
●グリーン上に物を置くな
日頃の悪いクセが出て、旗竿を無造作にポイとグリーン上に放り投げてしまう。他人のロングパットの延長線上でも平気だ。雨降りの傘を平気で置く。グサリと立てる馬鹿者も。
自分が置いた物にボールを当てて２打罰は当然の報いだが、困るのはハレモノに触るように大切にしなければならないグリーンを痛める態度で、プレーする価値すらない。
ブラックリストに載り、入場禁止にならないように、マナーを大切に。
